ケープハイラックスの名前の由来は?親近感をもてる理由がある

名前の由来

ケープハイラックスという動物を知っていますか?一般的なウサギより少し大きな体と、ハムスターのようなつぶらな瞳と可愛い耳を持つ動物です。単にハイラックスと呼ばれたり、ロックハイラックスという別名や、イワダヌキ(岩狸)と呼ばれることもあります。
ではケープハイラックスとはどのような動物なのでしょうか。まずは名前の由来からひも解いてしてみましょう

名前の由来

和名でも英名でも、ケープハイラックス[Cape Hyrax]と呼ばれます。
詳しい名前の由来は分かっていません。
ヘブライ語では「隠れる」を意味する[shafan]と呼ばれたそうです。
その由来通り、ケープハイラックスは岩によく隠れます。

生態について

大きさと見た目

体長40~50㎝
体重:2.5~5㎏
尻尾:1~2㎝

ずんぐりむっくりとした身体に短い尻尾が付いています。
四肢と耳も短く、丸くてつぶらな瞳が特徴的です。被毛は灰色で密集していて、お腹側にかけて濃くなっています。いたるところに6~8㎝の感覚毛があり、それを頼りに暗い場所での移動をします。大きな瞳で遠くを見つめる表情はとても可愛いですよ。

のび続ける歯

ケープハイラックスの前歯は牙のようになっていて、ゾウの牙のように一生のび続けます。

下の2本の前歯で毎日研ぐことで、尖ったナイフのような形をしています。
しかし外敵と戦えるほどではないようです。

食べ物

立派な牙を持っていますが、肉食ではなく草食です。主に草や葉、木の実や花、果物や昆虫を食べて生きています。牙という見た目から獰猛で怖いのかなと思っていた人もいるようですが、それとは違う人懐っこくて食べているものも草食系なのかと別の一面をのぞかせるところに魅力があると思いませんか

岩に隠れるのには訳が

外敵と戦う術を持たないケープハイラックスは、敵に出くわすと一目散に岩陰に隠れます。
身を守るすべをよく熟知しているわけですね
そのためロックハイラックスという別名もあります。

体温調節が苦手

そしてケープハイラックスは体温調節が苦手です。そのため寒い時はひなたでひなたぼっこをして、熱い時は岩陰に隠れるなどして涼しい場所へ移動します。
なんだか自分と同じような弱さがあって親近感をもったという人もいますね

実はゾウの仲間だった?

ウサギやネズミに似ているケープハイラックスで、まるで大きなハムスターのようですが実は、ハイラックス目という独立した分類に属します。そしてゾウの仲間なのです。

ゾウさんが友だちか?

ネズミはいろいろなキャラクターに使われているので、かわいい存在ではあるものの、実際のネズミは害のあるものとして知られていますよね 
それでケープハイラックスがネズミに似ているからその仲間なのか?と思って「ちょっと苦手」と思っていたら

実は「ゾウさん」の仲間だということを知ってミニ「ゾウさん」だったら好きになるかも?と話している人がいましたが、確かにゾウさんと思うと親しみを感じてしまいました

蹄のような爪

ケープハイラックスは蹄に似た扁爪(ひらづめ)を持っています。
このような特徴から、馬やサイやゾウなどの蹄を持つ哺乳類のグループである有蹄類とかかわりのある動物だと考えられているのです。
ケープハイラックスの見た目からはとても想像がつかないですね。

ゾウの仲間ということは取り上げましたがもう少し「ゾウ」つながりでお話ししたいと思います

ゾウの名前の由来

ちなみにゾウの名前の由来は漢字の「象」が語源となっています。
「象」という漢字は象形文字で、古代から中国にも生息していた象の姿をかたどってできたようです。
英名の[Elephant]は、ギリシア語でゾウを表す[elephas]に由来しているようです。

ここが面白いところ

ケープハイラックスはCape Hyraxと表記されていて、それをカタカナ読みしたわけですね
ゾウはElephantだからといっても「エレファント」とはならなかったのですね

今でこそ「ゾウさん、ゾウさん、お鼻が・・・」と誰もがゾウさんと言えばあの姿を思い浮かべますが、
最初に「エレファント」という名前で認知されていたら、また違った印象を与えていたのでしょうね

いろんな動物園でみられる

ケープハイラックスがどんな動物なのか解説しました。
普段馴染みのないケープハイラックスという動物ですが、全国十数か所の動物園で見ることができます。

ぜひ近くの動物園で可愛い姿と特殊な爪を見に行ってみてください。

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