オカピの名前の由来とは?世界三大珍獣オカピの興味深い生態とは

馬やシマウマに似たオカピ。ジャイアントパンダやコビトカバと並んで世界三大珍獣といわれています。
日本においては絶大な人気を誇るパンダと同じくくりに数えられているこの存在! 興味がわいてきませんか?
その特徴や生態が実に興味深いのですがオカピとはどのような動物なのでしょうか。
知らずに初めてその名前(オカピ)を聞いた人は、誰かのあだ名なの!?と思ってしまうような名前の響きですが
なぜオカピというのでしょうか?

名前の由来

オカピはコンゴ民主共和国に生息しています。コンゴ民主共和国の先住民族であるピグミー族がオカピの毛皮を使っていて、それを「オカピ」と呼んでいたことが由来となっています。
この記事の下のほうに書きましたが、オカピという響きは世界的なんですよね!?

優雅な印象?

「オカピ」という言葉には「森の馬」という意味があります。
足の縞模様がとっても美しいところから、「森の貴婦人」と呼ばれているのです

森の・・・」という異名があるのも納得です
緑豊かな森の木々の間にあって優雅な「オカピ」を想像できるのではないですか?

生態

不思議と言えば不思議、残念といえば残念な特徴

オカピのメスは巣を作ってそこで生活をします
ところがオスは巣を作らずに生活するのです

無防備だと思いませんか?
まさにそうなんです、オスはメスよりも捕食動物によって襲われてしまいやすいんです

特徴的な足のしま

足のしま
標高500~1000mの森林地帯に生息し、足のしま模様はカムフラージュとして森で身を隠すのに役立ちます。
大きさ、分布

体長:2~2.5m
体高:1.5~2m
体重:200~250㎏

寿命: 寿命は15年程度といわれています。

あだ名・ニックネーム

足の「しま」の部分が気になりますし、足だけ見るとオカピとシマウマを間違えてしまうように感じますね
下に記述しますがこの「オカピ」がいる動物園はとても少ないのです
珍しいだけに、子どもたちと動物園で見る機会がもしあるなら独自のニックネームをつけてみるのはどうですか?

足の「しま」から浮かびませんか?

シマ君 シマちゃん シマシマ

ストライプ君 リーガ君

外国語を使ってあだ名をつけてみませんか?

ストライプ(stripe)英語
レイユール(raies)フランス語
リーガ(riga)イタリア語

食べ物と長い舌

舌がとても長くおよそ40㎝にもなります。
紫色の舌で、伸ばすと耳まで届くほど長いです。
草食で木の葉や芽、果物やシダ類を長い舌をつかってからめとるようにして食べます。

とても臆病

オカピは臆病で神経質な性格をしています。
音にも敏感で警戒心が強いため、なかなか姿を表しません。
そのため野生のオカピを見つけるのはとても難しいといわれています。

一方で動物園に飼育されているオカピは飼育員に対してフレンドリーな一面も見せているようです。
信頼関係ができているのですね。
どんな動物と関係があるのでしょうか?

キリンの仲間

オカピはシマウマに似ていますが、キリン科オカピ族に分類されるキリンの仲間です。
蹄が2つに割れていることや、成熟したオスに皮膚に包まれた角があること、長い舌を持つことなど、キリンとの共通点は多くあります。
キリン科と分類されています。ですからオカピとキリンの関係は深いのです。

キリンの名前の由来

キリンは英名で「ジラフ(ジェラフ)[Giraffe]」といいます。

英語Giraffe 
ドイツ語 Giraffe  
スペイン語Jirafa 

 

意外に感じませんか?

「キリンという英語なのかと思っていた」とよく聞きます

「オカピ」は英語のスペルはOkapiですし
ドイツ語もスペイン語もイタリア語フランス語などの言語でもオカピなんです。

もちろん発音には微妙に違いはあると思いますが、キリンとは違いますよね

オカピに会える動物園

キリンの仲間、オカピについて解説しました。オカピって姿も生態も不思議な動物ですね。
日本でも、下記の動物園でオカピを見ることができます。

東京・横浜

・上野動物園
・横浜市立金沢動物園
・よこはま動物園ズーラシア

ズーラシアと言えばオカピというぐらいで、3世代繁殖に成功しましたからここに来ると見てみたい
動物として人気ですね

東京・横浜ツアー

東京と横浜をセットで旅行ツアーにしている場合が多いですね
見どころがたくさんあるので行きたいところがきっとあると思いますが、こんなに希少で珍しいのですからその旅行の時に動物園にも行ってみてください

直接目で見てみたい

オカピは生息している数が少なく、全世界併せても10000頭ほどしかいないといわれています。
希少ですね。ぜひオカピを見に行ってみてください。

おすすめは子どもたちとよく観察して、オリジナルのあだ名をつけてみませんか?