言葉だけのゲーム・紙とペンがあればできる動物ゲーム

ペットの名前を探すユニークな方法

動物や鳥また魚、昆虫などを中心とした題材を使ってできるゲームにどんなものがありますか? 道具やスマホを使わなくても口(言葉)だけで楽しめるゲームがたくさんあります。その実際の例をとりあげますね。
特に子どもたちでもできるゲーム、または高齢の方でも参加できるシンプルなゲームがあるとみんなで楽しく盛り上がれると思いませんか?

何人か人が集まった時に特に道具を必要としないゲーム、しかもルールは簡単なゲームが何かあるでしょうか?

言葉だけ・紙とペンぐらいでできるシンプルゲーム

ルールが難しいとそれだけでやりたくなくなりますね
そのゲームで使う「お題」の難易度も楽しさに関係してきます。
「答えられる人がわずか」であったり、場合によっては「答えが出ない」ような問題ならば楽しいゲームとはならないと思いますので、その点を考えたバランスが大切です。このポイントを念頭において「お題」の例を絞りました。

(1)一位を探せゲーム 動物編

これは事前の準備が必要なゲームです
一位から10位まで確定します
一位を当てたら10点二位は9点という具合です
あるいは点数のつけ方として逆で10位を当てた人が10点9位は9点というのもいいですね

お題 動物

犬の種類をお題とします  事前に好きな犬をこの中から選んでもらって順位を決めます
一位を当てたら10点 二位を当てたら9点

■トイプードル  ■ロングコートチワワ  ■タイニープードル  ■柴犬  ■ポメラニアン  ■ティーカッププードル  ■シーズー ■フレンチブルドッグ  ■パピヨン  ■ミニチュアダックス  ■マルチーズ  ■ジャックラッセルテリア  ■パグ  ■ラブラドールレトリバー  ■豆柴  ■秋田犬  ■コーギー  ■シェットランドシープドッグ(シェルティ)  ■狆(チン)  ■ボーダーコリー  ■ゴールデンレトリバー  ■シェパード

猫の種類をお題とします  同じ手順にそって順位を決めたら、さっそくゲームスタートです!!

■ロシアンブルー  ■ラグドール  ■メインクーン  ■マンチカン  ■ベンガル  ■ペルシャ  ■ブリティッシュショートヘア  ■ノルウェージャンフォレストキャット  ■ソマリ  ■スフィンクス  ■スコティッシュフォールド  ■シンガプーラ  ■シャルトリュー  ■シャム  ■サイベリアン  ■オリエンタル  ■オシキャット  ■エキゾチックショートヘア  ■アメリカンショートヘア  ■アビシニアン

他にも口(言葉)だけのゲーム、簡単な道具だけでできる楽しいゲームがあります

(2)口パクゲーム

遊び方
一人の人が声は出さずに口だけを動かして何かを言います
その口の動きだけ見て、その人の言いたいことを読み取るという遊び

注意点
まずは2文字くらいでやってみてください。例題を出してあげるといいですね。「ルールがわからない」となることもあるので、先に答えを言ってあげて2文字を「口パク」してみてください。あまりにも長い文章だと答えが出なくて「つまらなく」なってしまうので良く知っているものを「お題」にしたほうが楽しめるし盛り上がります

お題として
動物や鳥また魚、昆虫などは子どもたちが答えやすい内容がたくさんあると思いませんか
参考になるのは下のページです

動物の名前でしりとりゲームをするときに役立つ一覧

動物以外にもお題になる物はあります

お題の例

■2文字の野菜・果物:なし(梨)  カキ(柿)
■3文字の野菜・果物:いちご リンゴ すいか セロリ トマト ブドウ レモン
■4文字の野菜・果物:かぼちゃ きゅうり ダイコン にんにく 白菜 ピーマン オレンジ
■5文字の野菜・果物:さくらんぼ  さつまいも  じゃがいも
■5文字以上の野菜・果物:グレープフルーツ パイナップル とうもろこし ブロッコリー  ほうれん草

(3)しりとり

定番のゲームの一つですが
いろいろと工夫次第で変化があります。
ある程度続くところに面白さがありますね。まったく次の言葉が出てこないほど難しい「お題」にしてしまうと「ちょっと難しいクイズ」になってしまいます。それである程度言葉が出てくる程度の題にして あげるとみんなも参加しやすいですね

お題のつけ方 
あまり限定的な題にするとその分野についての知識がなくて参加者が答えられない・続かないということになって盛り上がりに欠けてしまいます。子どもたちであれば「面白くない!」との反応もかえってくるかもしれません。ですからある程度言葉が出てくる範囲にすることがポイントです

お題の実例一覧

■動物・魚・鳥
■虫・爬虫類

その他のジャンルとして
■野菜・果物
■場所・地名
■乗り物
■食べ物・飲み物
■歴史上の人物・今の時代の有名人
 
お題を難しくして難易度を上げる方法もあるかもしれませんがしりとりのルールに変化を加えることもできます

しりとりゲームの変化形

■「最後の2文字しりとり」はよくある変化のつけ方ですね
「大阪(おおさか)」→「さかな」→「金網(かなあみ)」→「編み物(あみもの)」→「物語(ものがたり)」
■言ってはいけないNGワードを決める 
カタカナ語はNG とか 語尾が「ん」で終わる以外にワ行で終わる言葉もNGといった制約を設けることで難易度を上げることもできます

(4)私はだれでしょう

答えの内容で自分を知ってもらう
これは紙と鉛筆などを用意する必要があります。
このゲームはお互いを知るということにもなります。
ある程度人数が多いほうが「これ誰だろう?」となりますし、意外な人だったりすると面白かったりします

遊び方
配られた紙に下のお題の質問の答えを書いて司会をする人に渡します。
司会者が名前を伏せて答えと理由も読み上げます。
この時点でこれが誰の事なのかを推理して当てるというゲームですね

お題の実例一覧

■好きな食べ物とそれを選んだ理由
■子ども時に将来なりたいと思っていた職業
■好きなスポーツと理由
■行ってみたい場所と理由
■休みの日(学校が休み・会社が休み)にしたいことと理由
■自分を動物に例えると

(5)「英語・カタカナ語・外来語は禁止」ゲーム

  
定番のゲーム
ルールはシンプルですね。お題を示して、それについて説明してもらいます。
お題にそって説明する際に英語・カタカナ語を使うと「マイナスポイント」とかそこで「ゲーム終了」というゲームです

お題の実例一覧

お題
■野球のルールを説明してください。どうすれば点数が入りますか?
■サッカーのルールを説明してください。どうすれば点数が入りますか? 90分後に同点だったらどうなりますか?
■バスケットボールのルールを説明してください。どうすれば点数が入りますか?
■ゴルフのルールを教えてください。
■トランプの7ならべのルールを教えてください
■ボウリングのルールを教えてください

カタカナ語・英語がよくつかわれている何かを題にすると「苦労して言葉を選んで」いる様子がゲームとしておもしろくなります

(6)逆さ言葉ゲーム

逆さ言葉
ちょっと文字数が増えるだけで厳しくなっていきますね 
文字数を増やしすぎると答えすら出てこない沈黙が続くので短めの単語をお題として、時間を競うというルールにするのもいいかもしれません

お題の実例一覧

単語をお題にしてスピードを競うと面白いですね
■例:落差(らくさ)  →  答え:さくら(桜)
■進化(しんか)  →  答え:かんし(監視)

少し長めの単語や短めの文章でも「お題」にできます
■きうこひみか  →  答え:かみひこうき(紙飛行機) 
■たれわがすらがどま → 答え:まどがらすがわれた(窓ガラスが割れた)

「ことわざ」などよく知られている文を用いると、考える時間は必要ですが答えが出やすいですね
■れわまばがそい →  答え:いそがばまわれ (急がば回れ)
■るちおらかきもるさ → 答え:さるもきからおちる (猿も木から落ちる)
■べらくいせのりぐんど →  答え:どんぐりのせいくらべ(どんぐりの背比べ)
■しむのつなるいにひでんと →  答え:とんでひにいるなつのむし(飛んで火にいる夏の虫)

シンプルでも奥深いゲーム

スマホやタブレットを使ってゲームをするということが多くなっているかもしれません。
でもこうした昔から行われてきたような口だけで、言葉だけを使ったゲームや遊びはシンプルですが、案外おもしろいと思います

人が複数いてみんなで参加できると楽しさも増すのではないかと思います
子どもたちでも高齢の方でも参加できるシンプルなゲームを前もって準備しておいて楽しく時を過ごせるようにしたいと思いませんか?