しくじり・しくじるの意味や漢字の由来の奥深さに驚いた

コラム

しくじり・しくじるという言葉に対してどんなイメージがありますか?たいていの人は「失敗」という意味を思い浮かべるかもしれませんね。でも意味や語源を調べるととても面白い意外な意味があるんですよ。当て字やしくじり・しくじるの方言はなかなか奥が深いですね。

しくじり・しくじるの意味

物事をしそこなう
やりそこなう
失敗する

これらは誰もが知っている意味ですね。

さらに別の意味として

過失などによって店の出入りを止められる
解雇されたり、勤めを失敗する

という意味もあります。

イメージとして「解雇」や「出入り禁止」となってくると、意図せずに失敗するというよりも「意図的な失敗」のような印象も出てきますね。

この言葉の使い方によってはニュアンスが違ってくるということでしょうか?

このあたりがとても奥深いところですね。

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語源・由来・成り立ち

しくじるという言葉の語源や由来について、諸説あるのですがその前提で

「為・崩る」(シ・クズル)

というところから出来上がったようですね。

為したことが崩れてしまう」という意味からの派生だというわけです。

この語源であれば「ためした」もののそうできなかったというわけですから

「タメした」つまりチャレンジしたことは評価できるということも意味として含まれるというイメージも与えますね。

しくじり・しくじるの漢字

「しくじる」という言葉を漢字で表現するとどうなるのでしょうか?

漢字の表現については幾つかあるんですが、かえって感じで表現するほうがイメージ・ニュアンスが伝わるような感じがしますね

失敗る

[失敗る]この当て字は見ればイメージしやすいですね。
しくじるという言葉が「失敗」という意味があることを考えると、言葉の意味から始まってこの漢字が当てられたのか?というところです。

四苦縮る/縮尻る

[四苦縮る][縮尻る]という漢字も使われるという見方もあります。
「縮」という語がどちらも使われていますね。

縮むという言葉は「ちぢむ」ということを意味していますので小さくなるというようなイメージですが、「失敗」という印象にはなりづらいところもありますね。

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派生した言葉は今も使う?

「しくじった」「しくじってしまった」という言葉を「しくった」という使い方をしていた時期がありましたね。昭和の言葉でしょうか!?

使用例として
しくった」・・・「せっかくここまで作ったのにしくったー」というような使い方です。
今はあまり聞かれない言葉になったかもしれませんね。

しくじり・しくじる関係語

しくじり・しくじると意味が似ていたりする関連語調べていくと興味深いですね

「ごねる」

この言葉は「渋る」とか嫌がるといった意味ではないか?と思いますね。高松の方言として「ごねる」は「しくじる・失敗する」という意味があるようですよ。

「しぞくねる」

これは北信州のことばなんです。 
「しぞくねる」→為損なう(しそこなう)→「しぞこねる」
意味はしそこなう、しそんずる、しくじる。

「転婆(てんば)」

おてんばという言葉は知ってますよね。実はこの言葉と関係しているのです。
「転婆(てんば)」の意味として

(1)つつしみやはじらいに欠けていて活発に動きまわること
(2)(てんばする)あやまちまたしくじること

という意味があるのです。

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おてんばの由来

ちなみに上で取り上げた「お転婆」ですが、諸説あるという前提でこんな意味があります。

てばてば
出しゃばって先へ先へ行く女の子のことを「てばてば」といったようですね。その言葉に「お」がついたとか

オランダ語
オランダ語で「ならすことのできない」また「野生の」の意味の単語「ontembaar(オンテンバール)」から来たという説です。

しくじり・しくじるとは

しくじり・しくじるというと結局は「失敗した」という意味が真っ先に思いに浮かんでくるかもしれませんが、「こんな意味もあるのか!?」と思い出すときに参考にしていただければと思いました。

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